アサヒキャンプ、ヤマカンです。本名は中久木俊之です。NPO法人アサヒキャンプ名古屋の事務局長、理事をやっています。54歳です。アサヒキャンプのことをいろいろと発信していきたいと思います。

まずはアサヒキャンプの学生たちの「期」と「キャンプネーム」についてです。アサヒキャンプは毎年4月に大学1.2年生を対象に募集しています。大学1年生から4年生で構成され、現在は総勢44人です。その年に入ってきた人たちを「〇期」と呼んでいます。1期あたり10人前後、現役は60期から63期で次の4月に入ってくる人たちは64期になります。

キャンプネームは、入ってきた時に、自己紹介をして先輩たちに命名してもらいます。私のヤマカンという名前も35年前、1983年、先輩方につけていただきました。

最初の研修キャンプでドキドキしながら「山が好きです」と自己紹介したら「山にはアキカンが落ちているから」と言われ、「ヤマ」と「アキカン」で多数決になりました。29期は人数が15人もいたので、私の番の時はちょっと疲れてきていて安直に決められそうでした。挙手の結果たまたまほぼ同数だったので、先輩の一人が「じゃあ、くっつけてヤマカン!」の一言で、今もずっと使っている名前が決まりました。ちょっとホッとしました。ご縁だと思います。ちなみに今もこの方式が続いています。

この十数年は、本人にとっていい名前をつけていこうと、この「命名大会」の前に、趣味、好きなスポーツ、好きな芸能人は誰?など自己紹介カードを書いていただいて事前に配布し、その内容を読んだ上で質問して候補の名前を出していきます。結構その人の雰囲気からピッタリな名前が出てきて、さすが!と思ったりもします。けっこう盛り上がる楽しい時間です。

ちなみにキャンプに参加する子どもたちも「キャンプネーム」をつけます。子どもたちは自分で決めてOKで、多くは好きなキャラクターなどの名前を付けることが多いです。本名のままでもOKです。本人が呼んでもらって、わかりやすい、うれしい名前にしています。